【マル秘】防衛大1学年時に参加したカップリングパーティーの話
こんにちは、婚活コーディネーターのゆうちです。
今回は、私が初めて参加したカップリングパーティーの経験談についてお話したいと思います。
20年以上前の防衛大1年生の時、新宿で防大の制服を着て参加してました(笑)。
しかも、高校は男子校で女性と話しをするのは苦手だった内気な私でしたが。
- 婚活パーティーやカップリングパーティーに参加するには気が引ける・・・
- 婚活をしているけれど疲れてきたので、他人の体験談や失敗談を知りたい
- 自衛隊や防衛大学校生の実情を知りたい
こんな人はいませんか?
カップリングパーティーに興味がある人、自衛隊や防衛大に興味がある人などはぜひ読んでいってください。
大学1年生の時にカップリングパーティーに参加した人ってあまりいないんじゃないかな。
しかも、制服を着て参加してる人はまずいないかもね(笑)
カップリングパーティー参加の経緯
辞めることばかり考えていた防大新入生
防大は私の希望した大学ではなかった。一浪しても志望校に合格しなかったため、しかたがなく入校していた。
入校当初は将来幹部自衛官になりたいわけでもなく、ただただ、普通の大学生と同じように、自由を謳歌したかった。
そのため、入校した当初は、刑務所のような厳しく規則正しい生活になじめず、毎日辞めることばかり考えていた。
「自分の人生は終わった・・・」と、絶望を感じていた19歳の夜を20年以上たった今も昨日のように強く覚えている。
上級生との厳しい上下関係
防大の特徴の一つに厳しい上下関係があると思う。
特に、上下関係が厳しいのが、入校当初の1か月と2学年へ進級時である。
部屋からでると、廊下は戦場である。点呼や掃除のときは指導の怒号が飛び交っていた。
廊下も歩くことは許されない。いつも気を張って行動する必要がある。
「同期」の他に、そんな厳しい生活の支えとなってくれるのは、実は「同じ部屋の上級生」である。
特に、同じ部屋には1学年から4学年までおり、部屋の上級生は1学年を「部屋っこ」と言ってかわいがってくれる。
私も、部屋の上級生には精神的に助けていただいた。
そんな部屋の上級生から部屋っこに対して、ある命令が伝統的にでる。
それが「指令外出」である。
1学年の唯一の楽しみ、それが「外出」
指令外出とは上級生の外出命令
厳しい日々の生活の中で、楽しみのひとつが休日の「外出」である。
学生手当として給料のようなものが毎月10万円以上もらえるので、限られた自由な時間をどう過ごすか、休日を楽しみにしていた。
そんな外出であるが、入校して1年生が自由に外出できるようになると、部屋の上級生から「○○に行って、△△してきて」と命令される「指令外出」が伝統的にある。(今もあるかわからないが・・・)
それが、ただの使いっぱしりというレベルではない。
他の同期は、「青森に行ってアップルパイを買ってきて」とか「大阪でグリコの看板と写真を撮ってきて」とか色々あった。
特に一学年は、外出時は制服着用が義務付けられていて、外泊は認められず、門限も厳しく決まっている。
当時はなんてひどいことをするのかと思ったが、過去になればいい思い出である。人間とは不思議で都合のいい生き物だと思う。
一学年は休日に部屋でダラダラ過ごす人も多い。
部屋で腐らずに外出してリフレッシュしろという意味も込めて、上級生も一学年のそれぞれの性格や個性を見て、特徴のあるおもしろい外出先を考えてくれていた。
「男性:公務員限定」カップリングパーティーへの指令外出
ふとしたとき部屋長から、ゆうちも彼女が欲しいか?と聞かれたので、もちろん、「はい!」と私は答えた。
そのときは、女性まで紹介してくれるなんて、何ていい部屋長なんだ、と思った。
しかし、じゃあ部屋の同期とここにいってみてごらんと、チケットを渡された。
それが「公務員限定」カップリングパーティー(大手S社)である。
このとき私は、何かおもしろそうと同期でワクワクしたのを覚えている。
そして、部屋長からは帰ってきたらしっかり「状況報告」するんだぞ。しっかり、成果を残せよと腰を叩かれて送り出された。
このとき、一緒に行った同期は、空手部のA君とB君、ゆうちの坊主頭3人である。
パーティー会場に向け「前へ、進め!」
会場の新宿へ
普段は防大のある横須賀で外出の用事を済ませることが多かった。
この指令外出のために、新宿まで制服を着て初めて足をのばして外出した。
このときは、もう7月の暑い時期になっていたので、制服は夏服であった。
防大の制服は、冬服の紺色短ランのものは知っている人がいるかもしれないが、夏服は、真っ白短ランと半袖タイプの2種類がある。
私たちは、真夏にはとても目立つ第1種夏服の真っ白短ランで新宿まで移動した。
山手線や新宿駅でも、なんだか多くの人にじろじろ見られている感じであった。
この格好を見て、東京の人はなんて思うんだろうと、同期と話をしながら歩いた。
東京のど真ん中の灼熱の炎天下と緊張で、かなり汗だくになっていたので、近くのカフェで作戦会議をした。
そして、本気で恋人を見つける気でみんな参加した。部屋長になさけない戦果報告をする訳にはいかなかった。
ドキドキのパーティー参加
パーティーの流れは、
- 受付、プロフィール記入
- 自己紹介タイム
- フリータイム
- マッチング発表
男性、女性それぞれ20名くらいいた。
当時19歳の私にとって、社会人の女性は、とても大人っぽくみんな素敵に見えた。
後に話してわかったのは、女性は20代後半の人が多かった。
ドキドキの自己紹介タイム
パーティーが始まるとまずは、自己紹介タイムで多くの人と短時間に自己紹介タイムであった。
女性からはとても目立ちますね、と毎回笑顔で言ってもらえた。これは、第一印象に強く残りうまくいくかもしれないと思った。
しかし、会話は何を話していいか全くわからない。
お仕事は何をされているんですか?と聞くと、たいてい、事務です、との答え。
「へぇ、そうなんですか・・・」としか言えなかった。当時学生の私にとって事務とは何をしているのかよくわからなかった。
女性は、めずらしい制服と防衛大に興味をもってくれて、カッコいい制服ですね、どんな学生生活を送っているんですか、とかいろいろ質問してもらった。
というか、防衛大学校の説明を20名の女性に必死にして、あっという間に自己紹介タイムが終わってしまった。
終わったときには、誰が誰だか全く覚えてなかった・・・
ここでの教訓は、しっかりお相手についてのメモをとろう、ということ。
自分の記憶はあっという間に忘れてしまうので当てにならない。緊張してるならなおさらだと思う。
勝負のフリータイム
フリータイムは、気になる人と話せる時間をもつチャンス。
かろうじてメモした年齢を参考に、年齢の近い20代前半の人に積極的に話しかけていった。
このとき、社会人とは何の話をしていいか、まだわからなかったので、自分からはひたすら天気の話をしていた(笑)
でも、天気の話は、誰とでも話せるオールマイティな話だと気づけた。
なんとか成果を残そうと、他にも数人に話しかけていった。
ここでは少し積極性が磨かれた。
パーティーの結果は!?
奇跡的なカップル成立
最後に残るはマッチング発表。
話は、制服と防大の話題ではあったが盛り上がることもできたので、うまくいくかもと結果発表にワクワクした。
カップルになりたい女性の名前をシートに第1希望から第3希望まで記入し申告するシステムであった。
二人の同期に誰が気に入ったか確認すると、同じ人をみな気になっていた。
結果発表は、番号が呼ばれ、みんなの前にでるようになっていた。
3組くらいのカップルが成立していき、最後の番号が呼ばれた時も自分の番号は呼ばれることはなかった。
しかし、驚いたことに隣で同期が喜んでいた。
しかも、カップルになったので、私も狙っていたかわいい女性だったのだ。
「まさか・・・」
その同期より自分は正直イケてると心のどこかにあったので、驚くと同時に少しショックを受けていた。
「あの、いがぐり頭の同期に負けるとは・・・」(自分も同じ坊主だが)
同期がうれしそうに前に出てカップリングした女性と隣に立っているのは、うらやましそうに遠い目でみていた。
カップリングした同期は、その女性と連絡先を交換した後、こっちに戻ってきて一言。
「この後、女性の友達とみんなでお茶でもしないかってことになったよ!」
もつべきものは友と同期、あの時、劣等感をいだくとともにうらやんでいる自分を恥じた。
帰りがけに、女性陣と合流し、同期3人で近くのカフェによることになった。
楽しい食事会
さすがに昼下がりの新宿のカフェ、相変わらずたくさんの人がいる。
そして、われわれ3人は、真っ白な制服に身を包まれて、相変わらず目立つ。
だけど、そんなことは関係ない。
次につなぐ出会いと、部屋長への戦果報告をできるようにならなければらならい。
同期2人とだと緊張せずに、女性陣と楽しく話しができた。
結局ここでも、話題は防衛大の話が中心であったがとても盛り上がったことだけは覚えている。
数時間して解散するとき、私も女性陣と連絡先を交換させてもらうことができた。
「ヤッター、そして、ありがとう、同期!」
帰隊、それから
1学年は外泊は許可されず門限があるとともに、帰ってから掃除やアイロンがけなどやることがたくさんあるため、用事をすませたらすみやかに帰隊しなければならない。
その日の「夜話」(防大では、消灯後に寝室で部屋の人と話すことを「夜話」と言っている)で、3人のうち、一人がカップルになったことを部屋長に報告した。部屋長は喜んで話を聞いてくれ、ほめてくれた。
後日、女性にワクワクしながらメールを送ったが、返信が来ることはなかった・・・
そして、カップルになった同期もあれから返信がないという。
私たちはどうしてだと不思議でしょうがなかった。
部屋長に相談したところ、「それはサクラじゃないの?」だと言われた。
私たちは、まったく信じられなかった。
あんなに楽しく話せたのに・・・
あの女性たちがサクラなのか、今でもわからない。
しかし、カップリングパーティー・婚活パーティーやマッチングアプリでは、サクラの存在の可能性とリスクも少し考慮して、活動したほうが良いと思う。
その後の同期への影響
カップリングパーティーに参加したこと、そして、カップル成立したことは同期の中でも話題になった。
その後、他の同期も興味をもち、誘われてたびたびいくことになっていった。
しかし、以前と違うのは、私服外出が許可される二学年以上になってから行くようになったため、制服は着用していかなくなった。
もしかしたら、制服効果で、制服の方が私服よりも良かったのかなと今になって思う。
でも、ここでもいろいろな失敗と成功が、今の経験になっている。
まとめ
この時の経験で感じたことは、
- 何事も行動が大切
- 行動が経験に代わる
ということだと思います。
防大生や幹部自衛官での話もまた、ブログにのせていこうと思います。
防大上級生に進級した後について、興味をもったらこちらの記事をどうぞ→
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