【防大生のたしなみ】出会いとダンスパーティーの話
こんにちは、婚活コーディネーターのゆうちです。
久しぶりにブログを更新します。特に、好評だった防大生活の思い出を紹介します。
- 男性と知り合うためのきっかけや方法を知りたい
- 自分の知らない男女の世界(健全な)って何かあるのかな・・・
- 自衛隊や防衛大学校生の実情を知りたい
私は、一学年時は防大に入学したことをとても後悔しました。
しかし、二学年以降はこんなに素晴らしい大学はないと、感じることが多くなりました。
ここでは、他では味わえない課外活動として、「ダンスパーティー」を紹介します。
日本女性にとって、ダンスパーティーや社交ダンスは、なじみがないんじゃないかな?
この記事を読むと、防大生活の課外活動について知ることができます。
また、趣味や出会いの一つとして、社交ダンスに興味をもってもらえたら嬉しいです。
二学年以降の学生生活
防衛大の魅力に気づく
一学年時は防大入学を何度も後悔した。
しかし、二学年以降はこんなに素晴らしい大学はないと、感じることが多くなった。
それは、後輩ができて生活に比較的余裕ができることも大きい。
そして落ち着いて、恵まれた勉強環境、同期・先輩・後輩の濃厚な人間関係、そして、他では味わえない課外活動があります。
充実した課外活動
運動部と文化部
防大は課外活動として、基本的に運動部に所属することになる。
防大生の多くは部活動を学生生活の中心とする者が多い。
そして運動部に所属した上で、文化部に兼務で入部することができる。
実は防大は、文化部も充実している。
私は、合唱部、生け花同好会、外国文化研究同行会、そして、社交ダンス部にも在学中に入部した。
上下関係の厳しい寮生活、体力的に追い込まれる運動部をこなしながらも、限られた時間を有効に活用し、様々な経験ができた。
合唱部
防大の合唱部には、一つ独自のイベントがある。
それは、年末に横須賀芸術劇場で開かれるベートーヴェンの「第九」コンサートの参加である。
プロが参加する合唱付演奏会に制服を着て参加する。
プロの指揮者、歌手、演奏者との練習に入れてもらえたのは非常に貴重な経験となった。
プロ指揮者の練習中の指導は非常に怖かった。
下の写真は、実際の横須賀芸術劇場のコンサートのもので、防大生も参加している。わかりにくいが、男性陣の一部に制服を着た防大生が混ざって歌っている。
生け花同好会
活動として主に、学園祭に向けて作品作りに励んだ。
教えてくれる先生は、生け花会では有名な方だったそう。
ほぼ初心者の私にも優しく教えてくれて、最初で最後だった作品は大変満足のできたった。
しかし正直、先生の手が入りすぎて、自分の作品か何なのかはわからなかった・・・
外国文化研究会
防大には、10か国から士官候補生が留学に来ている。
そして、4年間同じ寮生活をするため、深い繋がりができる。とてもインターナショナルな場所でもある。
そして、その留学生が自国の文化研究同行会を立ち上げている。
私は、仲の良かったタイ人の文化研究同好会に入部した。
一番の思い出は、タイへの海外。
現地人しか知らないビーチと毎夜開かれるという賑やかな夜市にはワクワクした。
そして、当時は物価が日本の三分の一くらいと、物が安くて驚いた。(今は日本が海外から安い国だとみられているのは少し悲しい・・・)
社交ダンス部
防大生のビッグイベントの一つに、卒業ダンスパーティーがある。
品川グランドプリンスホテル新高輪「飛天の間」で華やかに行われるため、寂しい思いをしないようにそれまでに、自らパートナーを見つけてこなければならない。
また、その他にもサマーダンスパーティーやクリスマスダンスパーティーといったダンスパーティーが防大で主催される。
これには、ダンス未経験の近隣の女子大生が参加する。
システムとしては、わかりやすく言うとマイムマイム形式で順繰り踊り、その後フリータイムとなり、防大生から気になる女性を誘ってダンスを踊る、といったものである。
今考えてもこれは、カップリングパーティーとして見ても素敵な場ではないかなと思う。
社交ダンス部は、このダンスパーティーに参加するため、一時的に所属してレッスンを受け、パーティーに参加する機会を設けてくれる。
私は、ちゃんとしたダンス部員ではなく、仮部員として合計4回参加させてもらった。
士官候補生のたしなみ
魅力的なダンスパーティーの世界
本番に向けて
サマーダンスパーティーやクリスマスダンスパーティーに参加する仮部員たちは、昼休みを使って、二週間前くらいから練習を始めて本番を迎える。
二週間昼休みのみ練習では、数ステップしか習わなかった。
そして、これで女性をエスコートできるのか、多くの人が不安をもっていた。
そして、参加する女子大生は本番当日に、簡単な練習をしていたようだった。
その後仲良くなった参加女性に聞いたところ、やはり、ダンスパーティーが珍しくて参加してみたとのことであった。
初心者でも気軽に、そして、楽しく踊れる
本格的な社交ダンスは、とても難しいと思う。
しかし、実は数ステップを覚えれば、楽しく踊れることはこのダンスパーティーに行ってわかった。
私の中に残っているフレーズは、ブルースというダンスの「スロー、スロー、クイック、クイック」という4つのステップ。
この4つステップさえわかれば、知らない異性と楽しく踊れるのは素晴らしいと思った。
紳士の振る舞いとハニカミ
社交ダンスは、出会いのきっかけになる、という点でもう少し紹介する。
やはりまた、マイムマイムを思い出してもらいたい。
マイムマイムは、相手と同じ動きをするだけで楽しい気分になったのではないだろうか。
しかも非日常のキャンプファイヤーの前では特に。
そして、踊りはうまくない方がいいのかもしれないと思う。
私も結局ほぼ初心者として参加して、ぎこちなく相手と踊った。
そこではっきり覚えているのは、お互いハニカミながらも、協力してうまく踊ろうとして、逆に楽しく踊れたな、ということ。
非日常の世界
見ず知らずの異性が密着して行動するって、ダンス以外はあまりないと思う。
そしてそれは、非日常への背伸びから始まっているのではないだろうか。
大学生とは違うオンリーワンの存在
女子大生との交流を通じて
ダンスパーティーに4回も参加させてもらったおかげで、女子大生との知人も増え、交友関係が少し広がったように思う。
そして互いの知人同士で、合コンを開催することもあった。
合コンに参加して感じたことは、「防大の常識は、世の中の非常識」ということ。
防大生のコミュニケーション力の強みと弱み
強み:「防大の常識は、世の中の非常識」という特異性がおもしろい
防大生は普段の生活では女性と関わることが少ない。そのため、女性と話すことが得意ではない、と思われている。
しかし、合コンでは毎回盛り上がったように思う。
理由は、女子大生にとって、防大の生活はどれもおもしろいようで、楽しく聞いてくれた。
この防大生活のよもやま話は、ときどき当ブログにアップしていきたいと思う。
希望の話があれば、下のメールフォームから連絡いただきたい。
弱み:校外の人と話す機会が少ない
防大生は寮や部活動での生活が大半のため、基本的にはみな同じバックボーンをもった人の中で生活することになる。
そのため、女性に限らず、一般の人と話すとき、身内の話は普段からしており得意である一方、一般的な会話は苦手なことが多いように思う。
このことは、陸上自衛隊に入隊してからも、他の自衛官にもあてはまると思っている。
防大1学年時に制服で参加したカップリングパーティーについて、興味をもったらこちらをどうぞ→
趣味としての社交ダンスのすすめ
社交ダンスは誰の趣味?
ここでまた、社交ダンスの話に戻す。
私も社交ダンスを少ししか経験したことのない初心者である。そして卒業以来、踊ったことはない。
しかし、このブログを執筆するにあたって、二十年くらい前の記憶を思い出すと、「ダンスパーティー、楽しかったな。勇気を出して参加してよかったな。」ということ。
新たな出会いと非日常への一歩
私は、「これといった趣味はない。体を動かすのは少しめんどくさい。人と関わるのは少し抵抗がある。」そんな人間です。
こういった人は多いのではないでしょうか。
そんな人で何かを変えたいと思っている人は、普段考えもしなかったことに挑戦してみることがいいと思います。
まとめ
社交ダンスを経験して感じたことは、
- 社交ダンスは、趣味のいい趣味になり、出会いにもつながる
- 少しやってみれば、他人とすぐに踊れる
今後もまた防大よもやま話もまた掲載していきます。
また、婚活コーディネーターとして婚活女性とお話していると、婚活を意識しすぎて、うまくいかない人が多く見受けられます。
そのようなことにおちいらないためにも、婚活は人生を広げる一つの手段だと私は考え、婚活のお手伝いをしています。
無料相談もやっているのでメールフォームから、お気軽にお問合せください。
ではまた☆彡